潜在意識

潜在意識の働きについては、心のなかで思っていることがそのまま実現されるということがよく言われています。
けれども、これには時間という概念が入ってくるので注意が必要です。
何度も繰り返し、時間をかけて思い続けていることが現実に実現するという意味なのです。

夢を見ることが大切。とはよくいうけれども、実際に、何度も心のなかで思い描くビジョンというのは実現するのです。
つまり、ドリームカムトゥルーってことです。

ただ、顕在意識の上では思っていたとしても、潜在意識の上で失敗するのではないかと考えている場合は、失敗が実現してしまいます。
また、気持ちの面でいっても、かなうかどうかと心配していたり、義務的に思い描いている場合もその心配が実現してしまうわけです。
恐れていたことが現実に...とはよくいったもので、気持ちの上でもうきうきしながら思い描く必要があるわけです。

この気持ちはひとつのバロメーターとなるわけですが、もし、かなって欲しいことを何度も思い描いているのに、楽しい気持ちになれないとしたら、それは潜在意識の上では違うことを考えていると思った方がよいでしょう。
心が満たされない状態であるならば、その満たされない状態が実現してしまうことになるわけです。

ですので、日常生活においては、マイナスな感情を感じることがあったとしても、その状態を長時間抱えてはいけないわけです。
時間がたてばたつほど、その不快な感情どうりの未来が実現されてしまいます。
日ごろからよく、自分の感情をチェックし、不快な感情を持つことがあっても、意図的に楽しい方向へと自分の気持ちを修正する必要があります。

ただ、マイナスな感情を感じないようにするということではありません。
人間であれば、怒りや嫉妬、憎しみを感じることがあるのは当然ですので、それを感じまいとすれば、気持ちを抑圧することになってしまいます。ですので、感じることはあっても、すぐに修正するということをすることが大切になるのです。
潜在意識で思考していること、思っていることが現実になってあらわれてくるわけですが、よりよい未来を考えようと思っても、イマジネーションだけでは、なかなか無理のあるケースも多いわけです。
そのようなときは、自分でそのような未来が当然のことのように振舞うことが必要になります。

例えば、成金の社長は金の時計をしている人が多いそうです。
けれども、社長になったから金の時計を購入したという人ばかりではなく、成功していない状態で金の時計を購入していたという人も多いようです。
この場合は金の時計を例にしましたが、ある人にとっては寄付だったり、ある人にとってはベンツだったりするかもしれません。

つまり、成功したから時計を購入したのではなく、金の時計を購入したから成功したともいえるわけです。
時計は常に身につけているものですので、自然と成功した社長のように振舞うことが可能になり、成功した状態をイメージするのが容易になります。
特に、日常的に身につけているものについては、非常に影響力が強いものとなりますので、服装や身だしなみなどは何でもいいというわけではないのです。

あるいは、イタリアに旅行にいきたいと思っているとします。
そのような場合は、イタリアの地図を購入したり、パスポートや旅行バックをとりあえずでも購入したりすると現実になる可能性が高くわるわけです。
結果的に旅行が実現しなかったとしても、地図などの値段といってもそれほどたいしたものではありません。
けれども、イタリアの地図を購入して眺めているだけでも、どんどん実現へと近づいていけるわけです。

その状態になったら購入するであろうもの、あるいは必要になるであろうものを、あらかじめ用意しておくと、結果的にそのような現実が引き寄せられてくることになるわけです。
これはものだけではなく、例えば、悩みのある人は食欲が減少する傾向にあるわけですが、そんなときこそ、焼肉などのこってりしたスタミナ料理などをばくばく食べたりしてみると、自然に悩みなども解消した状態を引き寄せることになるわけです。

とりあえずでも、身近にあるものだけでも成功した状態へ持っていくとよいのではないでしょうか。

負の連鎖と富の連鎖

豊かな人と貧乏な人の違いは、日常の思考や思いに一番よくあらわれてきます。
これはある意味しょうがないことで、多額の借金がある人は借金のことにばかり意識が集中してしまいがちですし、それを考えないようにするというのは無理があります。

一方、お金持ちの人は、返済とかなんとかに意識が向くことはきわめてまれなものです。
これはそもそも借金がないわけですから、返済を考えろという方に無理があります。
なので、将来の希望とか楽しいこととか、そういったことばかりを考える傾向が強くなるわけです。

そうなると、日常で考えていることがそのまま実現してしまい、豊かな人はより豊かに、貧しい人はさらに貧しくなっていくことでしょう。

けれども、貧しいけど幸せっていう人もいますし、お金を持ってても不幸だっていう人もいますので、豊かさと幸せ・不幸せはそれほど関連性はないのかもしれません。
自分が何を求めているのかを正確に把握することが、何よりも大切になってくるわけです。

それはさておき、負の連鎖をとめるにはどうすればいいのでしょうか?
これはおそらく、ちょっとずつ豊かになっていくしかないのかもしれません。

真っ黒な絵の具に白をまぜたら、ほんの少し灰色になっていきますが、それをえんえんと繰り返して白にしていく、そんな方法になるかと思います。
具体的には、豊かな言葉を使うとか、笑顔で人に接するとか、寄付をしてみるとか、お金はなくてもできるようなことからはじめることをおすすめします。
潜在意識の活用でよく出て来る"イメージング"ですが、欲しいもの・望むものを想定してはいけないという考え方があります。欲しいものというのは自分に不足している状態を意味しているわけですから、イメージすればするほど、その不足した状態が実現してしまうことになってしまうわけです。

希望しているものが欲から出ているものであれば、それは不足した状態を願っていることになるわけですので、この点に注意を傾ける必要があります。逆にいえば、心が満たされた状態であったとすれば、その状態と同種のものが自分の周りにも引き寄せられてきます。

「あれがない、これもない」という気持ちでいれば、そのような状態が次々とやってきます。
逆に、常に感謝の気持ちでいる人は、それと同じ種類の出来事が次々に出現してくるわけです。
この点、ネガティブな感情というのは潜在意識に与える影響は致命的ですので、常にポジティブな気持ちで生活している必要があります。

ただ、現実を無視して無理やりポジティブな感情を持とうとすると、それが空回りして心が折れてしまっている人も多いです。
できないことを必ずできると信じるのがポジティブというわけではなく、できなくても何ら問題ないと考え、できることに集中するというポジティブの有り方もあります。

ポジティブシンキングという言葉にはある種のうさんくささを感じてしまうケースもありますが、現実を無視したうえで無理やり肯定的に考えるというわけではなく、現実に即したうえで前向きに考えるのが本来のポジティブな有り方なのです。




思考と潜在意識が密接に関連しているように、感情もまた、潜在意識と深いかかわりがあります。
感情と思考はどちらが強いのかといえば、やはり、感情の方が人間の行動に影響を与える度合いが強いと考えざるを得ません。
頭で考えていても行動しないというケースは多いものですが、強い感情があれば、最終的には何らかの行動を伴うケースが多いわけです。

感情と潜在意識は親和性が強いわけですので、日常的に考えている思考に感情が加われば、潜在意識へのアプローチもより一層強固なものとなるでしょう。

そうであれば、できるだけ不快な感情を感じないようにし、心地よいものだけに接するのがベストです。
現実的には、不快な経験というのは避けることができませんが、そういう感情を感じることがあったとしても、長期的に保持しない、あるいはできるだけ避けるようにするというのがベストです。

嫌な人には会わないようにする、あるいは嫌いな仕事はしないようにするということは、一見すると逃げているようにも感じられますが、これは非常に重要なことです。逆に、気の会う仲間と楽しくおしゃべりをするというようなことは、何気ないようなことにも感じられますが、これも意外に重要なことだったりもするわけです。

その点に関して、ある程度は自分で選択することができるわけですが、たいていの人は不快な感情を積極的に避けようとはせず、あえて直面してしまう人が多い傾向にあります。その理由は惰性であったり、義務であったり、あるいは性格的なものであったりもするわけですが、すべて自分で選択していることには代わりありません。

自分が快適と感じられることに関しては、日常的にチェックしておく必要があり、可能な限り快適な感情を日常生活で感じられるような生き方をしていくと潜在意識の方でも快適な現実のみを実現してくれるようになります。
逆に、不快と感じるような毎日を送っていると、潜在意識の方でもちゃんと不快な現実のみを実現してしまうわけです。

潜在意識のクリーニング作業

気持ちの上で負の感情がある場合、それを無くそうとしても不可能に近いものがあります。
「こんなことを考えてはだめだ。前向きに考えよう。」と否定すればするほど、そちらの方へと意識が集中してしまい、ネガティブな事柄を引き寄せてしまうからです。また、見て見ぬふりをしようとしても負の感情は消えるわけではなく、最終的には潜在意識の底に蓄積してしまいます。

そのような側面があるので、自分の願望を思い描く前に、まず潜在意識で抱えている負の感情をクリーニングすることが必要になってくるわけです。
ネガティブな気持ちを持ってしまったら、それを否定せずに、あるがままに受け入れつつもクリーニングすることで除去する必要があるのです。

この具体的な方法論としては、"オポノポノ"や"セドナメソッド"などが役に立つでしょう。
また、仏教には『空』という考え方がありますが、基本的にはあらゆる執着を開放するつもりでクリーニングするのがよいです。
負の感情のみを除去しようとしてもなかなかうまくいきません。
一見すると、ああなりたい、こうなりたいというポジティブに思えるような感情でも、それもひとつの執着となって、かえって夢の実現を妨害しているケースもあるわけです。

すべてをクリーニングしてニュートラルな状態になっていた方が、以前から思っていた願望がぽっと実現してしまったということも多いものです。

一発逆転の発想について

潜在意識がどうのといっている方は、概ね、人生が煮詰まっていたり、苦難の状況に陥っている方が多いかもしれません。つまり、潜在意識を活用して人生を一発逆転させよう、そういう考えの方が多いように思います。

けれども、一発逆転という発想には注意が必要です。

なぜなら、それは裏を返せば、現在は負け犬ということことを心の底で認識しているからです。人生がこの上なく順調に進んでいる場合、逆転しようなどという発想自体が出てきません。

潜在意識は「その人が心の底で本当に思っていること」を実現するわけですので、一発逆転を常に考えている人は、一発逆転を考えなくてはならなくなるようなネガティブな状況を次々に引き寄せてきます。

なので、一発逆転の発想でいてはいつまでたっても一発逆転できません。なので、今すぐその場で勝ち組になる必要があります。

ただ、そもそも誰もが受精という過酷な競争を奇跡的に生き残ってきた勝ち組なのです。人間、誰もが生まれながらにして勝ち組なわけですし、今でも勝ち組なわけですので、現在の状況に関わらず、自分が勝ち組だと考えることは比較的簡単にできることです。

そのようなポジティブな思考を積み重ねていけば、ネガティブな思考の入り込む余地はなくなり、やがてはポジティブな思考のみで満たされるようになります。時がたてば、現実にもそのような状況引き寄せてくることになるでしょう。
潜在意識を有効に活用にするには、目標を具体的に視覚化してイメージできることが大切です。この点、数字での目標はイメージしにくいと言われていますが、個人的には数字でも十分機能すると考えています。

例えば、毎月の収益を収支表に記載していく際、翌月に達成したい数値を常に確認し、すでに達成しているようにイメージをすると現実に達成しやすいです。
もし、今月の収益が100万円だった場合、105万円程度のイメージは具体的にイメージしやすいと思います。というのも、すでに100万円を達成できているわけですから、105万円という数値は現実的に十分に可能と思える範囲のはずですし、実際、達成できる可能性はかなり高いのではないでしょうか。

ただ、この状態で150万円の収益というのはイメージしにくいかもしれません。おそらく、無理に頭で目標を設定してイメージをしても、潜在意識の上では無理、不可能をいう判定を下しているはずです。そういう目標はほとんど確実に達成できないはずです。

では、110万円ではどうでしょうか?

このぐらいだと、ひょっとすると可能かもしれないと思える目標かと思いますが、この"ひょっとすると"の部分については、毎日イメージ化することで、十分に可能な範囲というイメージに変えていくことができるわけです。

毎月、これを繰り返すことで、常に収益が向上していくことになりますが、収支表をながめるのが楽しく、ウキウキするまで、毎日、このイメージング作業を続けることをおすすめします。

潜在意識の効果事例

潜在意識の方法についていろいろご説明してきましたが、実際に効果があるの?と感じられる方も多いかと思います。机上の空論なのではないかと考える方もいるかと思うので、わたしの場合の具体的な事例をご紹介したいと思います。

例えば、お金の例でいいますと、今月のわたしのネット収入は100万円以上は確実に発生している状態です。細かく集計しますと、おそらくは160万円程度にはなるかと思います。



身近な人には、努力した結果だねとか、よくがんばっていたものね、とか言われますが、実際のところ、これは当ブログでご紹介しているイメージングで得た結果のものです。本質的な部分では努力などはあまり関係がないというのが実際のところなのです。

わたしの場合、月20万円程度でも十分ですし、30万円もあれば、かなり余裕のある生活を送ることができるのですが、それをはるかに超える金額の収入をいただいておりますので、日常生活ではあまり、お金のことは考えることがなくなってきています。
税金についても節税などはせず、余分にはらうぐらいの気持ちで十分に支払っていますので、常に十分満足できる状態で毎日を過ごしています。

「持てるものは与えられ、持たざるものは更に奪われる」といいますが、「すでに十分にある」という状態で過ごしていますと、潜在意識の方でも次々に十分な状態を引き寄せることになり、どんどん収入が多くなっていく良い循環が回ってくるわけです。
逆にもっと収入が欲しいという状態で日常を過ごしてしまいますと、次々に不足する状況を引き寄せてしまうことになります。

この点、お金のない状態のときに、いかにしてすでに十分に持っている感覚ですごすことができるのかが大切になるわけですが、そのソリューションを当サイトではいろいろとご紹介しておりますので、ご参考になさってください。

日常生活ではポジティブなこと、ネガティブなことを含め様々な影響を受けるものです。どちらかというと、ネガティブなことの割合の方が多いかと思いますが、できるだけ反応しないようにすることが大切です。例えば、ちょっとしたことですぐに怒りだしてしまう人がいますし、ひと言ひと言、嫌みなことを言う人がいますが、いったん対応してしまうと際限なくネガティブな方向へ発展していくケースが多いものです。

あとから考えると、あんな些細なことでずいぶんとエネルギーを使ってしまったというケースもあるのではないかと思います。思考や感情は、波紋のように広がっていくもので、ポジティブな人でしたら良い方向へ増幅されていきますが、ネガティブな人が相手の場合はどこまでも悪い方向へと進んでしまうことになるのです。

それらの感情や思考は潜在意識のそこへ沈んでいくことになるわけですので、遅かれ早かれ、同種のことを自分に引き寄せてしまうことになるわけです。

この点、潜在意識の活用ということでいえば、人とあわないで仙人のような暮らしをする方が効率がよいといえるわけです。一切のネガティブな影響を排除できますし、自分で影響を受け取るものを選択することができるわけですから、一番効率的に潜在意識を活用できることでしょう。

ただ、現実的には嫌な人とも合わなくてはいけませんし、日々、様々な人の影響を受けながら生活していくことになるわけです。そうすれば、どうすればいいのかということになりますが、嫌な人とは会わなければいいだけです。嫌いな人ともうまくやっていく必要がある場合は、必要最小限にとどめ、積極的に避けることをおすすめします。

たまにがんばってしまう人がいたりしますが、我慢して付き合うということは、必ず、その影響が出てきてしまいますので、さっと避ければそれでいいのです。教育の現場では語弊があるかもしれませんが、「嫌いな人とも仲良くしましょう」というのではなく、できる限り、積極的に避けましょうというのが正解なのです。

潜在意識は願望実現のための手段ではありますが、血眼になって願望の実現ばかりを考えていても、その過剰な期待感で押しつぶされてしまいます。願望の重さがわざわいして、実現するものもかえって実現しなくなってしまいます。

一方、すでに手に入れたように考え、そのようにふるまうことができる場合、願望が実現するのもはやいわけですが、この状態になっている人の心は軽やかでさわやかなものです。なぜなら、実際にあたかも既に手に入れたものと感じているため、手に入れたいという願望そのものがないからです。

結果として、「どうしても欲しい...。」という願望は往々にして実現せず、「どうせ結局は手に入るだろう。」というような、一見するとなめたような態度の方がかえって現実となってしまうものです。真面目に願えば願うほど、その実現からは遠のいていく性質があるので、この状態になっているのかどうかを常にチェックするとよいでしょう。

この点、「努力した結果として夢が実現する」というような考え方は捨て去るべきです。

努力は結果として必要になるかもしれませんが、人間ががんばって得られるものというものはたかが知れています。潜在意識のチカラを利用すれば、がんばらず、肩の力を抜き、ただ既に手に入れている感覚を持つだけで、それが実現してしまうのです。

真面目に願望実現を望めばのぞむほど、その願望自体の重さによって実現は遠のいてしまいます。逆に、すでに手に入れたように感じ、気楽に願えば願うほど、実際にそのとおりの現実が出現してくることでしょう。

お財布と潜在意識

金運をよくするにはどうしたらよいのでしょうか?
それはまず、お金に対する潜在意識を変えることです。
そして、最も効果的といえるのは、財布から変えてみることをおすすめします。

豊かな人の財布には共通点があるといわれ、たいていの人はお金を大切にする財布の状態が維持されているものです。
一方、貧しい人の財布は、お金を雑に扱うような状態が維持されているといわれています。

この点、長財布は金運がよいといわれますが、お札などでも折らずに入れることができますし、容量もある程度は入りますので、数十万円は常に持ち運ぶことができるわけです。
一方、お金に縁のない人はポケットに入るぐらいの折りたたみ財布を使っているといわれ、お金を折り曲げて暑かったり、レシートやポイントカードなどの余計なものでごちゃごちゃしている状態がほとんとです。

お金も人間と同様、なるべく仲間がたくさんいる居心地のよいところに集まってくるのが普通です。
もし、財布がごちゃごちゃになっているとしたら、まずはすっきりとした長財布を1個もって、そのなかにたくさんの1万円札をそろえて入れておくようにしましょう。

財布というのはお金のある場所ですので、ますは環境を整えることからはじめてみてはいかがでしょうか。
こつこつと潜在意識にイメージを植え付け、数日なり、数週間なりの期間をおいて、願望が達成されたとします。けれども、この段階で満足してはいけません。願望が達成されたら、すぐにワンランク上のイメージを持つようにしましょう。

次々に目標を設定していかないと、願望が達成された時点で潜在意識が空白になってしまう傾向にあります。例えば、毎日のように強く望んでいたものが、ある程度の時間を経過して実際に達成された途端、「なんだ、こんなものか。」と心に穴が空いてしまうケースがあるわけです。

ただ、燃え尽き症候群の場合とは若干意味合いが違います。燃え尽き症候群は、リストラなど献身的に努力しても得られなかった場合になるケースが多いですが、夢を実現してしまった際にも、一種の空白状態となることもあるのです。

それはお金であったり、恋愛であったり、あるいは物であったり地位であったり、人によっての違いはありますが、ふと、本当にこれが自分の望んでいたことなのだろうか?という疑問が生じる一瞬があるわけです。

例えば、ポルシェに乗りたいと思い、潜在意識を活用して実際に新車で購入できたとします。けれども、実際に外車に乗ってみても、一時はそれで心が満たされたとしても、何か違うと感じてしまうことがあるわけです。ある意味、本当に難しいのは潜在意識を活用することではなく、自分の求めているものを設定する目標設定といえるかもしれません。

潜在意識を活用して願望を実現させたとしても、空白期間を作らないよう、次々に目標を設定していくようにしましょう。

人間の成長を阻害してしまう要因のひとつに、自分で勝手に限界を設定してしまう点にあります。

例えば、毎月100万円稼ぎたいと考えてがんばっていた男がいるとします。その人は努力のかいもあってか、数年後、その収入が実際に現実のものになりました。けれども、それ以降は収入の上昇がぴたりと止まってしまい、100万円以上にも以下にもならない状態が継続してしまったのです。

事業で100万円といえば、季節的な要因などで20万円~30万円の変動はしょっちゅうあるものですが、なぜか、いつも決まって数万円程度の誤差の範囲内でちょうど100万円の収入になってしまうわけです。

この原因は、本人がそれまで月100万円を長期的に目標にしてきたことにあります。いざその目標を達成してからも、依然として「月100万円」に焦点が合わさったままの状態が継続しているのです。

本当は300万円でも400万円でも稼ぐ実力があるわけなのですが、潜在意識の上であまりに強く月100万円とインプットされていたため、それ以上の収益が発生しそうになると自然と気をぬいて調整してしまうわけなのです。

目標を設定することは大切なことではありますが、自分でこうだと決めつけてしまうと、逆に、いつの間にかそれが自分への足かせになってしまうことにもなりかねません。自分で自分に制限をかけていないか、常にチェックすることを習慣にしましょう。

願望をや目標を潜在意識に伝えてから、すぐに現実になることは少ないだろうと思います。私の場合、月収100万円が欲しいと潜在意識に働きはじめてから、実際に実現するまでには4~5ヶ月程度がかかりました。ただ、この4~5ヶ月、毎日瞑想などをしていたわけではありません。途中から急激に忙しくなり、月収100万円を達成する数ヶ月間は、瞑想などはおろそかになっていた状態です。けれども、最短距離での実現だったということは否めません。

もし、仮に私が自分に月収100万円を達成させようとしても、今のような方法を教えることはできなかったでしょうし、せいぜい、人の倍以上働きなさいぐらいのアドバイスしかできなかったと思います。それをしたとしても、とても月収100万円を達成することはできなかったでしょう。例えば、時給1000円で24時間、1ヶ月まるまる働いたとしても月収72万円にしかなりません。努力やがんばって達成しようとしても、それは無意味とはいいませんが、方向性が違うのです。

けれども、自分のなかの潜在意識はその方法を知っていたのです。なので、目標や夢、願望に対して、どうやって?という方法に関する疑問は持たないでよいのです。ただ、自分がそれを達成したイメージを持ち、そのことに思考を集中させるだけでよいのです。

ちなみに、その後の現在ですが、その勢いが止まらず、月収200万円ペースまで上昇してきております。これはイメージしたわけではないのですが、次の目標をイメージとして設定していきたいと思います。

いわゆる潜在意識は道具として使えればそれで十分です。
その仕組みまでを理解する必要はありません。

例えば、わたしたちは携帯電話を日常的に利用していますが、その仕組みを理解した上で使っている人は誰もいません。わたしたちはただ、どのボタンを押せばどういう機能が使えるか、それさえ分かっていれば、携帯電話を使うには十分なのです。

あるいは、農業を営む人は種をまいて作物を収穫しますが、なぜ、種をまいて水をやるだけで発芽するのか、その仕組みを知ってる人は誰もいません。どんなに遺伝子レベルでの技術が進んでも、人間にはりんごの種ひとつ作ることすらできないのです。

種をまけば芽が出て成長し、そしてまた果実のなかに種ができるということだけ知っていればそれで十分なのです。生命の神秘、生物には神の力が秘められているからとでもいっておけば、それ以上考える必要はありません。

または、鉄の塊が飛ぶわけがないといって飛行機には乗らないようなものです。便利なものは、その仕組みを知らなくても、それを使って活用していければそれでよいのです。

潜在意識についても同じで、願望を実現するには、それを活用する方法さえ知っていればそれでよいのです。なぜそれが実現するのかについて、その仕組みまでを知る必要はないといえるでしょう。

潜在意識を活用する上での重要なポイントとして、「あたかも既に手に入れたかのようにふるまうこと」があげられます。もし、お金持ちになりたいならば、あたかもお金持ちになったようにふるまえばよいわけです。

例えば、大富豪であるならば日常的に寄付をする人が多いものです。もしくは、社会貢献などを常に考えているケースが多いかと思います。

なので、もしお金持ちになりたかったら、あたかも大富豪になったかのように、毎日寄付をすればいいわけですが、それをやる人はまずいません。むしろ、逆に寄付が欲しいという感覚で生きている方が多いかと思います。なので、結局はお金持ちになれないわけです。

けれども、どんなに貧乏であったとしても、10円、20円ぐらいは毎日でも募金箱に寄附できるはずです。あるいは、自分の時間を社会をよりよくするための社会貢献に使うこともできるかと思います。

金額は違えども、常に与える側に立つことによって、与えることのできるだけの収入が自然と引き寄せられてきます。あたかもお金持ちのようにふるまうことで、豊かな状況が自然と引き寄せることにつながっていくのです。

「もし、お金持ちになったら寄附するよ。」と言っている人は、自分がお金持ちでないということを世界に宣言することになりますので、現実にも潜在意識が貧乏な暮らしを引き寄せてしまうわけです。

もちろん、実際にお金を寄附をするべきといっているわけではなく、むしろ、今あるお金を10円でも大切にした方がいいと思います。けれども、あたかも既に手に入れたようにふるまうということは、単に頭で思っているわけではだめで、実際の行動やふるまい、心理状態、あるいは話す言葉までも合わせなくては、現実に引き寄せることは難しいのです。

この点、一番、効率のよい方法は感謝するということかもしれません。

お金であれ、仕事であれ、恋人であれ、うまくいっている人は与えられた幸運に感謝しているという点で共通しています。今あるものに不満を抱くのではなく、今あるものに感謝して日常を過ごすようにすると、望んでいるものを現実に引き寄せることに繋がっていくことでしょう。

身近なものによる潜在意識への影響は大きいものです。

身に着ける洋服や友人、あるいは見るテレビや雑誌、食べ物など、身近なものから様々な影響を私たちは無意識のうちに受けています。このなかでも、自分自身が発する言葉や周囲の人々が発する言葉に、私たちは最も大きな影響を受けています。

史上最大のベストセラーである聖書の冒頭は「はじめに言葉ありき。」から始まっていますが、言葉の重要性については古くから認識されています。私たちの将来は、日常的に使う言葉によって先導されているといっても過言ではないでしょう。ポジティブで前向きの言葉を選んで使うようにしていたら、実際の生活も活力に満ちたものになっていくわけです。

例えば、「腹痛で体調が悪い。」ではなく、「お腹の調子が良くない。」のように言い換えて使うことをおすすめします。「腹痛」や「悪い」はマイナスイメージの言葉ですが、「良い」はプラスイメージの言葉です。「悪い」と「良くない」ではどちらも同じニュアンスになりますが、できるだけ言い換えて使うようにするとよいでしょう。

周囲の人を見まわしてみても、「愚痴」や「不平」、「不満」の言葉ばかりを発している人には、現実の生活も実際にそのようなものになっているはずです。愚痴や不平が潜在意識に作用し、その人の人生をそのように導くから当然のことなわけです。

逆に、「ありがとう。」のような感謝の言葉を日常で使うようにしていたら、現実の生活も感謝するようなことばかりがやってくることになります。

だからといって、何でもかんでも感謝の言葉ばかりを使うのは避けた方がよいです。最近は相手とのコミュニケーションを無視して、何でも「ありがとう。」のような言葉を使う人も多いですが、相手が怒っているような状況では「ありがとうございます。」のような言葉ではなく、「すみませんでした。」のような言葉を使うようにしましょう。

潜在意識を活用することにより成功が手に入るわけですから、そのための投資資金は惜しむべきではありません。

例えば、仮に、潜在意識を活用して事業で成功すると月1億円が入ってくるとします。

そのために潜在意識の関連書籍を丸ごと片っ端から購入したとしても、せいぜい10万円程度の出費が1回のみで済んでしまうわけです。この投資効率は極めて高いものがあるにも関わらず、誰もこの点に着目しないのは不思議なものです。

ただ、気を付けなくてはいけないのは、中古本や立ち読みで済ます人もいるかと思いますが、書籍は自腹を切って購入しないと身につかないようになっていますので、この部分で節約してもあまり意味がないのです。

先日の半沢直樹のドラマでも、「ゼロに100を掛けてもゼロのままです。」というセリフがありましたが、投資資金を10倍返し、100倍返しにして回収するには、自腹を切って購入しないとだめです。

現在、日本は世界有数の経済大国となりましたが、もともとは明治の頃の先人が欧米の書籍を読みまくって近代化をすすめたことによる功績が大きいです。もし、先人が書籍のお金をけちっていましたら、現在のような豊かな国にはなっていなかったことでしょう。

関連書籍といいましても、せいぜい1冊千円、2千円程度のものです。株式やFXで大金をつぎ込むぐらいでしたら、書籍を購入して潜在意識の知識を蓄える方がよほど効率のよい投資方法といえるのです。

具体的に何を買えばいいのかについては、ここでは書きませんが、できるだけ年代の古い名著を購入されることをおすすめします。最近出版されているものに関しましては、その著者が名著を読んで違う形でまとめあげたようなものが多いので、どの本も似たり寄ったりのことがかかれているかもしれません。

逆にいえば、真理はひとつですので、必然的にどの本も同じような内容になるのは当然のことともいえます。

潜在意識は宗教か?

よく潜在意識とか宗教、セミナー、あるいはスピリチュアルなどは同じ類のものとして扱われるケースが多いです。古くは瞑想などもブッダが悟りを開くときにやっていたもののようですし、その流れで仏教なども出てきたのでしょうから、瞑想や潜在意識というとどこか宗教のふいんきが出てきてしまうものです。

ただ、潜在意識と宗教では若干、ニュアンスが違ってきます。

例えば、キリスト教などにおいては、天に神がいて、その元で福音に感謝して生きていくという感覚かと思いますが、潜在意識の場合、人間存在のうちに潜在意識という神が自分自身のなかにすでにいるわけです。

なので、一見すると自分の力や能力では不可能に思えるようなことであったとしても、自分のなかの潜在意識という神には不可能なことはなく、軽々と願望や希望が奇跡的に実現していってしまうのです。

また、ネガティブなものでもポジティブなものでも、潜在意識とつながっていれば、善悪関係なく日常的に考えていることが実現してしまいます。そこには道徳も倫理もないわけですので、一般的な宗教とは違いがあるわけです。

ですので、潜在意識はどちらかというと、スポーツ選手がやっているイメージトレーニングに近いものがあると思います。イメージトレーニングを宗教という人はいないように、潜在意識も特に宗教というわけではないです。

ただ、潜在意識や宗教、あるいはセミナーなどお金儲けのために利用する人もいるので注意しましょう。豊かになりたいなら潜在意識を活用して他で儲ければいいだけですので、もし潜在意識を活用できている人なら、あえてそれをお金儲けの手段にしようなどという気は起きません。

自分だけ理解できていて、こっそり大金を稼げばそれでいいわけですので、あえて人にすすめようという気はしないものです。

「どうしても教えて欲しい、頼むから教えてくれ」ってしつこい人には、ちょっとだけ教えてあげてもいいかなという気にはなるかもしれませんが、宗教の勧誘のように、君もやってみなよと人にすすめる類のものではないのです。

だって、もったいないじゃないですか、苦労して知りえたものを簡単に人に教えてあげるなんて。なので、聞いてもいないのに、セミナーなどに勧誘してくる人には注意しましょう。