潜在意識

潜在意識の働きについては、心のなかで思っていることがそのまま実現されるということがよく言われています。
けれども、これには時間という概念が入ってくるので注意が必要です。
何度も繰り返し、時間をかけて思い続けていることが現実に実現するという意味なのです。

夢を見ることが大切。とはよくいうけれども、実際に、何度も心のなかで思い描くビジョンというのは実現するのです。
つまり、ドリームカムトゥルーってことです。

ただ、顕在意識の上では思っていたとしても、潜在意識の上で失敗するのではないかと考えている場合は、失敗が実現してしまいます。
また、気持ちの面でいっても、かなうかどうかと心配していたり、義務的に思い描いている場合もその心配が実現してしまうわけです。
恐れていたことが現実に...とはよくいったもので、気持ちの上でもうきうきしながら思い描く必要があるわけです。

この気持ちはひとつのバロメーターとなるわけですが、もし、かなって欲しいことを何度も思い描いているのに、楽しい気持ちになれないとしたら、それは潜在意識の上では違うことを考えていると思った方がよいでしょう。
心が満たされない状態であるならば、その満たされない状態が実現してしまうことになるわけです。

ですので、日常生活においては、マイナスな感情を感じることがあったとしても、その状態を長時間抱えてはいけないわけです。
時間がたてばたつほど、その不快な感情どうりの未来が実現されてしまいます。
日ごろからよく、自分の感情をチェックし、不快な感情を持つことがあっても、意図的に楽しい方向へと自分の気持ちを修正する必要があります。

ただ、マイナスな感情を感じないようにするということではありません。
人間であれば、怒りや嫉妬、憎しみを感じることがあるのは当然ですので、それを感じまいとすれば、気持ちを抑圧することになってしまいます。ですので、感じることはあっても、すぐに修正するということをすることが大切になるのです。
潜在意識で思考していること、思っていることが現実になってあらわれてくるわけですが、よりよい未来を考えようと思っても、イマジネーションだけでは、なかなか無理のあるケースも多いわけです。
そのようなときは、自分でそのような未来が当然のことのように振舞うことが必要になります。

例えば、成金の社長は金の時計をしている人が多いそうです。
けれども、社長になったから金の時計を購入したという人ばかりではなく、成功していない状態で金の時計を購入していたという人も多いようです。
この場合は金の時計を例にしましたが、ある人にとっては寄付だったり、ある人にとってはベンツだったりするかもしれません。

つまり、成功したから時計を購入したのではなく、金の時計を購入したから成功したともいえるわけです。
時計は常に身につけているものですので、自然と成功した社長のように振舞うことが可能になり、成功した状態をイメージするのが容易になります。
特に、日常的に身につけているものについては、非常に影響力が強いものとなりますので、服装や身だしなみなどは何でもいいというわけではないのです。

あるいは、イタリアに旅行にいきたいと思っているとします。
そのような場合は、イタリアの地図を購入したり、パスポートや旅行バックをとりあえずでも購入したりすると現実になる可能性が高くわるわけです。
結果的に旅行が実現しなかったとしても、地図などの値段といってもそれほどたいしたものではありません。
けれども、イタリアの地図を購入して眺めているだけでも、どんどん実現へと近づいていけるわけです。

その状態になったら購入するであろうもの、あるいは必要になるであろうものを、あらかじめ用意しておくと、結果的にそのような現実が引き寄せられてくることになるわけです。
これはものだけではなく、例えば、悩みのある人は食欲が減少する傾向にあるわけですが、そんなときこそ、焼肉などのこってりしたスタミナ料理などをばくばく食べたりしてみると、自然に悩みなども解消した状態を引き寄せることになるわけです。

とりあえずでも、身近にあるものだけでも成功した状態へ持っていくとよいのではないでしょうか。

負の連鎖と富の連鎖

豊かな人と貧乏な人の違いは、日常の思考や思いに一番よくあらわれてきます。
これはある意味しょうがないことで、多額の借金がある人は借金のことにばかり意識が集中してしまいがちですし、それを考えないようにするというのは無理があります。

一方、お金持ちの人は、返済とかなんとかに意識が向くことはきわめてまれなものです。
これはそもそも借金がないわけですから、返済を考えろという方に無理があります。
なので、将来の希望とか楽しいこととか、そういったことばかりを考える傾向が強くなるわけです。

そうなると、日常で考えていることがそのまま実現してしまい、豊かな人はより豊かに、貧しい人はさらに貧しくなっていくことでしょう。

けれども、貧しいけど幸せっていう人もいますし、お金を持ってても不幸だっていう人もいますので、豊かさと幸せ・不幸せはそれほど関連性はないのかもしれません。
自分が何を求めているのかを正確に把握することが、何よりも大切になってくるわけです。

それはさておき、負の連鎖をとめるにはどうすればいいのでしょうか?
これはおそらく、ちょっとずつ豊かになっていくしかないのかもしれません。

真っ黒な絵の具に白をまぜたら、ほんの少し灰色になっていきますが、それをえんえんと繰り返して白にしていく、そんな方法になるかと思います。
具体的には、豊かな言葉を使うとか、笑顔で人に接するとか、寄付をしてみるとか、お金はなくてもできるようなことからはじめることをおすすめします。
潜在意識の活用でよく出て来る"イメージング"ですが、欲しいもの・望むものを想定してはいけないという考え方があります。欲しいものというのは自分に不足している状態を意味しているわけですから、イメージすればするほど、その不足した状態が実現してしまうことになってしまうわけです。

希望しているものが欲から出ているものであれば、それは不足した状態を願っていることになるわけですので、この点に注意を傾ける必要があります。逆にいえば、心が満たされた状態であったとすれば、その状態と同種のものが自分の周りにも引き寄せられてきます。

「あれがない、これもない」という気持ちでいれば、そのような状態が次々とやってきます。
逆に、常に感謝の気持ちでいる人は、それと同じ種類の出来事が次々に出現してくるわけです。
この点、ネガティブな感情というのは潜在意識に与える影響は致命的ですので、常にポジティブな気持ちで生活している必要があります。

ただ、現実を無視して無理やりポジティブな感情を持とうとすると、それが空回りして心が折れてしまっている人も多いです。
できないことを必ずできると信じるのがポジティブというわけではなく、できなくても何ら問題ないと考え、できることに集中するというポジティブの有り方もあります。

ポジティブシンキングという言葉にはある種のうさんくささを感じてしまうケースもありますが、現実を無視したうえで無理やり肯定的に考えるというわけではなく、現実に即したうえで前向きに考えるのが本来のポジティブな有り方なのです。




思考と潜在意識が密接に関連しているように、感情もまた、潜在意識と深いかかわりがあります。
感情と思考はどちらが強いのかといえば、やはり、感情の方が人間の行動に影響を与える度合いが強いと考えざるを得ません。
頭で考えていても行動しないというケースは多いものですが、強い感情があれば、最終的には何らかの行動を伴うケースが多いわけです。

感情と潜在意識は親和性が強いわけですので、日常的に考えている思考に感情が加われば、潜在意識へのアプローチもより一層強固なものとなるでしょう。

そうであれば、できるだけ不快な感情を感じないようにし、心地よいものだけに接するのがベストです。
現実的には、不快な経験というのは避けることができませんが、そういう感情を感じることがあったとしても、長期的に保持しない、あるいはできるだけ避けるようにするというのがベストです。

嫌な人には会わないようにする、あるいは嫌いな仕事はしないようにするということは、一見すると逃げているようにも感じられますが、これは非常に重要なことです。逆に、気の会う仲間と楽しくおしゃべりをするというようなことは、何気ないようなことにも感じられますが、これも意外に重要なことだったりもするわけです。

その点に関して、ある程度は自分で選択することができるわけですが、たいていの人は不快な感情を積極的に避けようとはせず、あえて直面してしまう人が多い傾向にあります。その理由は惰性であったり、義務であったり、あるいは性格的なものであったりもするわけですが、すべて自分で選択していることには代わりありません。

自分が快適と感じられることに関しては、日常的にチェックしておく必要があり、可能な限り快適な感情を日常生活で感じられるような生き方をしていくと潜在意識の方でも快適な現実のみを実現してくれるようになります。
逆に、不快と感じるような毎日を送っていると、潜在意識の方でもちゃんと不快な現実のみを実現してしまうわけです。

潜在意識のクリーニング作業

気持ちの上で負の感情がある場合、それを無くそうとしても不可能に近いものがあります。
「こんなことを考えてはだめだ。前向きに考えよう。」と否定すればするほど、そちらの方へと意識が集中してしまい、ネガティブな事柄を引き寄せてしまうからです。また、見て見ぬふりをしようとしても負の感情は消えるわけではなく、最終的には潜在意識の底に蓄積してしまいます。

そのような側面があるので、自分の願望を思い描く前に、まず潜在意識で抱えている負の感情をクリーニングすることが必要になってくるわけです。
ネガティブな気持ちを持ってしまったら、それを否定せずに、あるがままに受け入れつつもクリーニングすることで除去する必要があるのです。

この具体的な方法論としては、"オポノポノ"や"セドナメソッド"などが役に立つでしょう。
また、仏教には『空』という考え方がありますが、基本的にはあらゆる執着を開放するつもりでクリーニングするのがよいです。
負の感情のみを除去しようとしてもなかなかうまくいきません。
一見すると、ああなりたい、こうなりたいというポジティブに思えるような感情でも、それもひとつの執着となって、かえって夢の実現を妨害しているケースもあるわけです。

すべてをクリーニングしてニュートラルな状態になっていた方が、以前から思っていた願望がぽっと実現してしまったということも多いものです。

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち潜在意識カテゴリに属しているものが含まれています。

次のカテゴリは瞑想です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。